透析部門のご案内 |
■ 透析部門のご案内 |
腎臓病を、その初期から末期まできちんと診るためには、腎臓病全般にわたる広い知識と、幅広い医療技術が必要です。 腎臓病の最末期の治療技術が透析療法ですが、当クリニックでは、最新の機器を導入し、患者さんに合ったあらゆるタイプの透析が行える様にしています。 血液透析療法の技術は血液浄化全般に応用できます。当クリニックでは、実際、肝不全に対する血液濾過透析法や吸着療法、さらには、骨髄腫に対する選択的血漿交換療法などを行っていますし、あらゆる血液浄化に対応できる技術整備をし、医療スタッフをそろえています。 また、現前橋広瀬川クリニック開院当時、透析部門は個人用コンソールを中心に構成されていましたが、患者さんの増加に伴って発生する消耗品(透析液、ダイアライザーなど)の増加に現在の透析部門のスペースでは対応できないため、平成30年にセントラル方式に変更しました。現在の機器はあらゆる透析方法に対応可能で、オンラインHDFなど患者さんに最もふさわしいと考えられる方法で透析を行っています。 このように、技術的な面で最高の血液浄化を目指すだけではなく、下記のようなポリシーをもって、血液浄化のみを行うのではなく、透析医療を受けている患者さんを診るという視点で、日常の業務に当たっています。 |
■ 患者さんからの信頼、これが私たちの一番の喜びです。 |
患者さんやご家族の、腎不全という病気に対する不安や苦悩を解消し、安心して透析治療が受けられ、スムーズに社会復帰できるよう、矢野院長、ベテラン医療スタッフ(看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、臨床放射線技師、管理栄養士、ケースワーカー、介護、事務)が、みんなで応援します。 |
■ 同じ病気であっても、腎障害の程度、合併症、体格、年齢などには個人差があります。 |
そのため、透析の方法も患者さんごとに変えなければなりません。同様に、自己管理も患者さんごとに異なってきます。透析の原因になった病気が異なれば、さらに細かい配慮が必要でしょう。まだまだ、日々の透析を快適な、より良いものにする余地は残っているのです。私たちは、患者さんの状態を的確に把握し、患者さんとの心の通い合った交流を通して、患者さんにもっとも合った治療を行いたいと考えています。患者さんが、透析療法に煩わされることなく、より良い社会生活を送られることをスタッフ一同願ってやみません。 |
■ 透析看護について |
明るく安定した透析ライフを送っていただくために、透析前、透析導入期から、患者さんが自分の病気を受け入れ自立されることを手助けできるよう、患者さんの病状にあわせた、きめ細かい看護を目指しています。そのためには、患者さんの立場になってものを考えること、患者さんと共に学んでいくという姿勢が大切だと考えています。透析部門では、独自の自己管理手帳(透析手帳)を作成したり、各種のクリティカルパスを導入したりして、上記の目標が達成できるようがんばっています。 透析治療を受けられる患者さんにとって、治療が辛い暗いものにならないよう、明るい家庭的な雰囲気つくりにも努めています。 |
■ チーム医療 |
患者さんの透析生活のQOL向上維持のために、ハイレベルな透析治療および透析看護の継続提供を目指し、医師・看護師(透析、外来、病棟)・コメディカルスタッフ(臨床工学技士、臨床検査技師、臨床放射線技師、管理栄養士、ケースワーカー、介護、事務)による合同カンファレンスを定期的に行っています。 |

透析部門担当医師
- 酒井 勝 透析部門長
- 篠原 正彦 日本透析学会専門医・指導医
- 矢野 新太郎 日本透析学会専門医・指導医
- 登丸 涼子
- 大崎 愛果 腎臓専門医
- 渡邉 愛 日本糖尿病学会専門医 (糖尿病担当)
- 松尾 弥枝 日本循環器学会専門医 (循環器疾患担当)
- 青木 剛 腎臓専門医
- 小畑 敬子 腎臓専門医
Copyright (C) 2001-2025医療法人社団 三矢会 前橋広瀬川クリニック
前のページ 入院案内 |
コンテンツのトップ |
次のページ 放射線部門 |