リウマチ・膠原病、腎臓病、血液浄化(透析など)・糖尿病などの専門分野と地域医療の医療法人社団三矢会 前橋広瀬川クリニック
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検査室のご案内

検査室のご案内
縁の下の力持ち、検査室の業務について、臨床検査技師牛窪が紹介します。
臨床的諸検査は、病気の診断・治療・予防の指針となるものであります。
そして検査を行なう時には、細心の注意を払い、敏速かつ正確を期さねばなりません。
そのために当院では、ほとんどの検査を院内で実施しています。
院内で検査を行なうことにより、敏速な対応が出来ることは当然のことですが
緊急検査にも対応することが出来ますので、病気の診断・治療のスピードアップを
図ることができます。
臨床検査に携わる者として、検査の裏側には何時でも患者さんがいることを
忘れることなく細心の注意を払い、敏速で正確な検査を行なってまいります。
目次
尿検査
尿は体にとって不要なものですが、分析するといろいろなことが分かります。
  1. 肝臓その他の器官の状態も分かります

    黄疸の際には、尿も黄色くなります。

  2. 尿に異常物質(糖・蛋白質・血液など)が混ざっていないか

    糖は糖尿病、腎性糖尿病の際に陽性に。たんぱくが持続して出ている場合は腎炎(糸球体腎炎)を疑います。血尿は腎炎や腫瘍、結石などの際に見られます。無症状の顕微鏡的血尿は慢性腎炎(糸球体)の可能性が大です。

  3. 尿中に細菌や異常細胞などが出現していないか

    膀胱や腎臓の炎症、同部の腫瘍などの診断も、欠くことのできない検査です。
血液検査
血液は身体のあらゆる部分を流れて、必要な栄養素や酸素(赤血球が運んでいます)などを全ての臓器に供給し老廃物を排泄器官に送ります。また、血中の白血球は抗菌作用を有し、免疫グロブリン等とともに身体防衛を営み、血小板は各種の凝固因子と協力して出血を止める役割をしています。血液検査では、以下のようなことを調べています。
  1. 貧血症はないか、多血症はないか

    赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットをしらべることによって、貧血のおおよその種類がわかります。まれですが、赤血球の増える病気もあります。多血症といいます。専門医の診断が必要になります。

  2. 白血球数や血小板数が増加または減少していないか

    白血球は細菌感染症で増えます。脱水でも増加します。逆に、ウイルス感染症や肝硬変などでは減少します。いつも、多かったり、少なかったりして人は専門医の診断が必要です。血小板は感染症やリウマチなどの炎症性疾患で増加しますが、まれに血小板だけが増える病気もあります。問題は減少した時で、出血の危険性が出てきます。もちろん、専門医によるきちんとした診断が必要になります。

  3. 出血を止める時間は適切か

    血小板減少や凝固因子の異常で、出血時間や凝固時間は延長します。いずれも、専門医のきちんとした診断が必要です。

  4. 血液型は何型か(A型 B型 AB型 O型 Rh+ Rh-など)

    通常しらべるのは上記のABOとRhの血液型ですが、輸血の交差試験などで異常がある場合は、血液センターに検討を依頼しています。
 
生化学検査
あらゆる病気の診断・治療・予防のための客観的情報を得ることが出来る検査で、病態や病因の解明を行うことを目的とするすぐれた検査です。
皆様方もよくご存知の検査かと思いますが、総コレステロールや中性脂肪・善玉コレステロールといわれているHDLーコレステロールをはじめとして、GOT・GPT・γーGTP・尿素窒素・尿酸・クレアチニン など24種類の検査を院内で実施しております。
生理検査
心電図検査はもとより・眼底検査(腎臓病・糖尿病・高血圧症など)眼圧検査・肺機能検査・超音波検査など各種の生理学的検査を実施しております。
特殊検査
院内で実施できない特殊検査につきましては、特殊検査を行っている施設への外注検査となりますが、外注先とコンピューターを電話回線を利用してオンライン化することにより、すばやい対応が 出来るようになっております。
院内ネットワーク

検査室内の風景


とても小さい検査室ですが、一通りのことはできます。
コンピュータを活用して、データの整理・保存、閲覧などを積極的に行なっています。
写真奥から、オートアナライザ用コンピュータ、外注検査センターとオンラインのコンピュータ、汎用コンピュータ。いずれもLANで接続されています。



こうやって写真に撮ってみると、いずれも小さい機器ですね。

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