診療科:内科、リウマチ科、腎臓内科、循環器内科、糖尿病内科
1.腎臓病の診療について
原発性腎炎やネフローゼ症候群、糖尿病や膠原病、血管炎症候群などに合併する二次性腎炎、いわゆるCKD(慢性腎臓病)の診断と治療、透析療法を行っています。
次のような症状の患者さんが通院されています。
lgA腎症、膜性腎症、微小変化型ネフローゼ症候群、痛風腎、糖尿病性腎症、慢性腎不全など
診断について
正確な情報を取得するため、腎生検を行い、顕微鏡、蛍光抗体法、電子顕微鏡を用いて観察をしています。
治療について
ステロイド薬、免疫抑制薬、抗血小板薬などを病態に応じて使用しています。また、ACE(アンギオテンジン変換酵素)阻害薬、AT(アンギオテンシン)受容体阻害薬など、腎障害の
進展を抑える薬も積極的に使用しています。
2.リウマチ・膠原病の診療について
リウマチや膠原病、痛風、骨粗鬆症などのリウマチ性疾患を幅広く診ています。
次のような症状の患者さんが通院されています。
関節リウマチ、悪性関節リウマチ、リウマチ性多発筋通症、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎、皮膚筋炎、ANCA関連血管炎症症候群、混合性結合組織病、ベーチェット病、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、痛風、変形性骨関節症、骨粗鬆症、線維筋通症など
治療について
早期リウマチには生物学的製剤などの新薬を積極的に用いた寛解導入を目指す治療を、進行したリウマチには整形外科との連携に夜装具の作製、リハビリテーションを行っています。また、膠原病にはステロイド薬や免疫抑制薬などを病態に応じて使用しています。
3.一般内科診療などについて
常勤医4名はすべて内科医ですので、カゼなどの一般的な内科の病気も、もちろん診ます。毎週水曜日の午後には循環器(心臓、血管)外来、土曜日の午前に糖尿病外来をおこなっています。